卒業生の皆様へ

 3月24日、晴天のもと卒業式がおこなわれました。新型コロナウィルスの影響により通常より縮小しての開催となりましたが、桜は満開で卒業式日和でした。

 今年の卒業生はイベントがことごとく中止となり、我慢の連続でしたね。でもそのぶん、人とのふれあいの大切さを学んだ1年だったのではないでしょうか。いよいよ中学生ですね。東小で培った人への思いやりの心や優しさは皆さんの強みです。これから先の長い人生、険しい道もあるでしょう。誰もが望む道を歩めるわけではないと気付くこともあるかもしれません。それでもみなさんの前には道があります。誰かが作った道を歩いていたらまわりが目に入り、比べるようになります。自分の道を作れば前へ進むだけ、自分だけしか歩めない道になります。人にどう思われるかはたいして重要なことではありません。他人にどう思われるのか気にしたところで、それは他人の好みに自分をあわせているだけのことです。まわりの目を気にしなくていい、前だけ向いて、自分が好きな自分になって、自分の人生を歩んでいってほしいと思います。

 卒業生のみなさんに10の質問をご用意しました。ぜひ春休み中、一度ゆっくり考える時間を作ってみてくださいね。

小学校を振り返る10の質問

1.小学校生活の3大ニュースは?
2. 小学校生活を一言で表すと?
3.小学校生活で1番自分を褒めたいことは?
4.小学校生活で最も幸せに感じたことは?
5.小学校生活で学んだことや気付きは?
6.小学校生活で出会った中で印象に残った本や言葉は?
7.小学校生活で自分が変化・成長したと思えることは?
8.小学校生活で一番感謝を伝えたい人は?
9.小学校生活で一番多く経験した感情は?
10.小学校生活で頑張った自分に一言かけるなら?

 

 卒業生の保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。また、長きにわたり、PTA活動にご協力いただき、本当にありがとうございました。少しずつ手を離しながらも寄り添い続けた6年間、子どもたちは体も大きくなり、手もつないでくれなくなり、反抗期を迎え難しい時期を過ごした方もいらっしゃったかもしれません。それでも、子どもは大人の言うことは聞かなくても、生き方やその背中をよく見ていると思います。振り返ればあっという間の子育て期間、喜びや悲しみを繰り返してともに成長していく、一緒に過ごせる時間をこれからもぜひ大切にしていってください。

 本当におめでとうございます。