今年も11月の読書まつりに合わせ、パネルシアターを上演しました。
今年は『耳なし芳一』。いつもと少し雰囲気の違うこわい話です。
読み聞かせボランティアさんの中から総勢15名が参加してくださいました。
始まる前のざわざわとしたフロアーは「おはようございます!」の一言でシ~ン…。
子どもたちの観る聞くの姿勢が一瞬で整いました。
亡霊である武者の迫力に素直に怖がる1,2年生。
効果音として鳴らした武者の甲冑の音が、どこから聞こえてくるのかつきとめたくて、首をのばして観ていた3,4年生。
静かに息を潜めて観ている5,6年生。
真剣な表情で観ている子どもたちがたくさんいました。
平家が滅びた壇ノ浦の合戦という時代背景や、「武者」「経文」など聞きなれない単語も出てくるため、少し難しいかと思いましたが、子どもたちには物語の雰囲気をを感じ取る力がちゃんとそなわっていました。
今回は保護者の方にも観ていただき、上手だった!迫力があった!との感想をいただいています。パネルシアターの作成、上演にご協力くださったボランティアの皆さん、ありがとうございました。