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南区PTA連合会フォーラムのご報告

日時: 2月2日(土)
会場: サウスピア 武蔵浦和コミュニティセンター
内容: 1.講和「希望をはぐくむ教育の推進 日本一の教育都市を目指して」

         さいたま市教育委員会 桐淵 博 教育長

           2.さわやか相談員さんとのディスカッション

 さいたま市教育委員会では「児童生徒の心サポート緊急対応の手引き」が作られています。この手引きには自殺の危険因子がまとめられており、具体的な例をあげて緊急度を示す手引きになっています。
 今回のフォーラムでは、桐淵教育長からまずこの手引きに書かれている具体的な自殺の兆候についての話を聞き、また子ども達の自殺や不登校児童に対して、教育委員会がこれまで取り組んできたことについてもお話を聞くことができました。
 大変驚いたのは、15歳から19歳(つまり高校生ぐらいの子ども達)の死因は「不慮の事故」に並んで、「自殺」が第一位だったことです。

 桐淵教育長の話を受けて、次にさわやか相談員さんと会場に集まった方達とのディスカッションがありました。
 子どもの変化について、会場の皆さんからは「食事の量が減った時」「無口になった時」「お風呂で話をした時」に気がつくことがあるというお話がありました。また、自分の子どもがトラブルに巻き込まれた時、このような対応をとりましたという具体的な事例もあり
「先生にも相談できない時がある。きれい事では済まない」というお話も聞きました。

子ども達の携帯電話所持率は、高校生が90%小学生でもすでに40%だということです。安全面を考えて持たせているご家庭も多いと思いますが、その反面トラブルに巻き込まれるリスクも高くなるそうです。これを機会に再度自分の子どもを取り巻く環境について、考えてみたいと思いました。