2月9日(木)に、さいたま市文化センターにて開催された、青少年育成南区研修会に参加しました。その中で、「子ども家庭教育フォーラム」代表の富田富士也先生が、「親子で始めよう せめぎ合って、折り合って、お互いさま(親と子の絆)」という演題で講演をされましたので、内容をご紹介します。
富田先生は、人には「還(かえ)る家」が必要だと強調しておられました。「還る家」とは、自分がつらい時に受け入れて肯定してくれる場所や人のことです。そして、子どもは親の人間関係を見て育つものだから、「せめぎ合って、折り合って、お互いさま」であるということを、親が子どもに示し続けることが大切だそうです。私たち親は子どもに対して、①手間をかけること、②関わり続けること、③納期を決めないことを心がけ、時には甘えさせて相手を信じる勇気を鍛えてやるとよいと、おっしゃっていました。
一つ一つが大変耳の痛いお話でしたが、富田先生の軽妙な語り口に時間を忘れて引き込まれたひとときでした。